* Ruby on Rails入門 [#xe6b6217]
 #contents
 
 
 ** 開発環境の準備 [#jf220afb]
 まずは、[[Eclipse>マニュアル/環境構築/eclipse]]を準備しましょう。
 
 次に、[[Ruby>マニュアル/環境構築/Ruby]]と、[[RubyGem>マニュアル/環境構築/Ruby/RubyGem]]を準備しましょう。なお、Rubyは1.8.4を推奨します。1.8.3では問題が起きるそうです。
 
 そして、RubyGemを用いて、Ruby on Railsに必要なライブラリを用意しましょう。コマンドプロンプトで次の操作をすれば準備できます。
 
  gem install rails -r -y
 
 ここで、-rは外部から持ってくるということを、-yは依存関係を自動で構築することを、それぞれ指示するオプションです。
 
 なお、Rubyの拡張ライブラリとして、次のものが必要です。Rubyのbinフォルダ辺りにきちんと用意しておきましょう。
 
 - OpenSSL - 暗号関係アルゴリズムのフリーな実装
 -- libeay32.dll
 -- ssleay32.dll
 - zlib - ZIP関係アルゴリズムのフリーな実装
 -- zlib.dll
 - iconv - 国際化対応のための文字列変換のフリーな実装
 -- iconv.dll
 
 
 ここまでうまくいったら、Eclipseに[[RDT>マニュアル/環境構築/eclipse/RDT]]と[[radrails>マニュアル/環境構築/eclipse/radrails]]というEclipseプラグインを導入しましょう。
 
 導入を終えたら、準備完了です。
 
 なお、もしデータベースサーバを持っていなければ、MySQL等を導入しておきましょう。
 
 Webサーバは、本格的に動かすまで必要ないので、後々準備すれば良いでしょう。
 
 
 ** 最初のRoR [#j0497914]
 
 
 *** プロジェクトの作成 [#wdb3c64a]
 まずは、Eclipseのメインメニューより、[File] - [New] - [Project...]と操作し、プロジェクトの種類でRailsの下にあるRails Projectを選んでプロジェクトを作りましょう。
 
 なお、追加オプションなどはいじらないでおきましょう。
 
 
 *** パースペクティブの切り替え [#y6890d4c]
 プロジェクトが無事作成できたら、メインメニューより、[Window] - [Open Perspective] - [Other...]と操作し、Railsパースペクティブに切り替えましょう。
 
 
 *** データベースの設定 [#c922f7df]
 標準状態なら左にある、Rails Navigatorで、[プロジェクト名] - [config] - [database.yml]と操作し、database.ymlを開いてください。
 
 データベースの設定が並んでいるファイルが開かれます。3つのエントリがありますが、最初のエントリだけを設定しましょう。
 
 自分のデータベースの設定にしたがって、最初のエントリのユーザ名やパスワードやデータベース名などを設定してください。
 
 
 *** WEBrickサーバの起動 [#t5b7b6de]
 データベースの設定が終わったら、標準状態なら右下にあるビューセットの、Serversビューで、WEBrickサーバ(プロジェクト名にServerを付け足したもの)を選んで、そのビューの右上にある再生ボタンを押して、WEBrickサーバを起動しましょう。
 
 ここで、readline.dllがないといわれた場合、無視してもかまいません。気になるのであれば、Rubyの拡張ライブラリをきちんと探してきて導入してください。
 
 readline.dll以外のdllがないといわれた場合、起動できないことがあるので、その場合は、Rubyの標準的な拡張ライブラリをきちんと導入してください。
 
 
 *** ファーストアクセス [#h236e79f]
 無事にWEBrickサーバが起動したら、Webブラウザでアクセスしてみましょう。
 
 標準的な設定だと、http://localhost:3000/でWEBrickサーバが動作しているはずです。
 
 詳細は、ServersビューのPort列で確認してください。
 
 ここまできちんと成功していれば、Welcome aboardページが表示されるはずです。

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